在日コリアンの為のウェディングムービー「DEPO LABO」

無題http://depo-labo.com/wedding/

在日コリアン。非常にセンシティブな問題でもあり、純粋な日本人や韓国人、朝鮮人の方とは、やはり違った感覚を持っているのだと予想されます。在日コリアンの歴史や問題などを語ると長くなるので省きますが、在日コリアンの方の悩みの一つに、『結婚式』があるそうです。
日本で生まれ育ち、友達もみんな日本人。しかし自分の国籍は韓国にあり、両親も韓国人であるという、非常に難しい立場であり結婚式を挙げないという選択をしたり、親しい仲間も呼ばずにこっそりと式を挙げる人が多かったようです。近年では、『在日コリアンウェディング』というジャンルができていることもあり、在日コリアンウェディングに対応した結婚式場も増えてきているようです。
そして、それに合わせて在日コリアンウェディングを専門で扱う映像会社が「DEPO LABO」です。代表ご本人も在日コリアンであることから、在日コリアンの為のウェディングムービーを撮り続けているDEPO LABO、どんな想いで在日コリアンのみを撮影するようになったのか、ご紹介したいと思います。

在日コリアンウェディングとは?

 在日コリアン式のウェディングは、規模がかなり大きく、最低でも招待するゲストの数は100人に及びます。ゲストは、韓国人もいれば日本人もいて、もちろん韓国語しか話せない人、日本語しか話せない人もいます。その為、司会者は韓国語も日本語も話せる人、韓国民謡歌手、そして韓国衣装のチマチョゴリなどを着て、披露宴を行います。在日コリアンウェディングでは、終盤に民謡が流れ皆で踊ったり、出てくる料理が韓国料理であることなど、どちらかというと韓国の色が強いことが多いようです。新郎新婦は、「韓国人である」という自覚はもちろんですが、日本人のゲストに「韓国の文化に触れて欲しい、韓国のことをもっと知ってほしい」という気持ちも込められているのだと思います。

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日本式でも韓国式でもない

 DEPO LABOの代表、大方 大輔さん。
1989年、韓国人の母と日本人の父の間に生を受けてこの世に誕生しました。

「日本式でも、韓国式でもございません。」

大方さんが、とある在日コリアンの結婚式で聞いた新郎のスピーチだそうです。そしてこの言葉を聞いたとき、幼い頃から在日コリアンとして感じていたことが、しっかりと繋がったそうです。
「日本人でも、韓国人でもない」または「日本人でもあり韓国人でもある」、この感覚は、在日コリアンの方にしかわからない感情でしょう。大方さんは、その感覚を楽しみつつもどこか切なさを感じていたそうです。そんな中、初めて撮影した在日コリアンの結婚式を見たときに、自分と同じ境遇の人がいるということを知り、そしてその人たちは独自の文化を築き上げている、つまり、日本人でも韓国人でもなく、在日コリアン人としての文化があるということに、衝撃を受けたそうです。
彼がDEPO LABOを立ち上げ、在日コリアンに特化したウェディングムービーを撮るきっかけになったそうです。


コンセプトは「新郎新婦の見たい」ものを撮ること

 DEPO LABOの映像撮影のコンセプトは、新郎新婦の見たいと思う映像を撮ることです。
結婚式は、本当に一瞬で終わってしまいます。新郎新婦が後で映像を見たときに、「この時、この人はこんな表情をしていたんだ」とか「こんなに笑顔になってくれている」など、結婚式当日では見逃してしまった表情を納め、新郎新婦に感じて欲しい、祝福されているという実感を得て欲しいという想いで、このようなコンセプトに至ったのではないでしょうか。
HAPPY MILLION FILMSでは、どちらかというと新郎新婦のことや二人が歩んできたストーリーを、ゲストの方々に知ってほしいという想いが強いのですが、DEPO LABOでは新郎新婦にゲストの表情を伝える為のウェディングムービーという想いが強いように感じます。この点が、在日コリアンのウェディングムービーに表れているのかと思います。


DEPO LABOの商品をご紹介

 DEPO LABOのウェディングムービーの商品は、「記録映像」「ライブエンドロール」「ダイジェストドキュメンタリー」の3つがメインとなります。
先述したように、「新郎新婦が見たい」というコンセプトのもとに撮影を行ってくれるので、新郎新婦の姿はもちろん、ゲストの方の表情も多く記録されているという特徴があります。

「記録映像」では、結婚式当日のメイクからスタートし、挙式、披露宴、送賓と、その日1日を全て撮影し、記録しているサービスとなっています。

「ライブエンドロール」は、当日の様子を撮影し、披露宴のエンディングで流すエンドロール映像のことです。文字テロップで、ゲストのお名前とメッセージの挿入も可能です。ゲストの様子を多く撮影するので、当日の様子をその日に振り返ってもらうことができます。

「ダイジェストドキュメンタリー」は、当日の様子をドキュメンタリー作品として仕上げます。映像のクオリティはもちろん、オリジナリティの高い音楽とテロップで当日の感動を呼び起こすサービスとなっています。

どのサービスも、撮影動画のクオリティはもちろん、ビデオの構成も素晴らしく、ついつい感動して涙を流してしまう人も多いのではと思うほど、完成度の高いムービーに仕上げてくれます。

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在日コリアンの方はDEPO LABOでウェディングムービーを

 在日コリアンの結婚式ムービー専門という、かなりニッチな分野での地位を確立されているDEPO LABO。
文化や考え方の違いで幼い頃から悩み、苦しみ、そしてそれを楽しんできた代表の大方さんだからこそ、この分野を広めたい、在日コリアンという、日本人でもなく韓国人でもない。両方のよいところを持つ、新たな文化を築いていることを知ってほしいという、強い想いが感じられるサービスになっています。

HAPPY MILLION FILMSとしても、DEPO LABOのコンセプトには共感するポイントが多々あり、今回はご紹介させていただこうと思いました。撮影の技術や機材を活かした動画作成はもちろん大切ですが、それ以前にもっと大きな、大義名分というか、しっかりとした新年を持って撮影に挑むというのは、やはり新郎新婦のお二人にも感じてもらえるところでしょうし、喜んでもらえる部分だと思います。

在日コリアンの方、在日コリアンとご結婚をお考えの方は、DEPO LABOに映像撮影をするとよいでしょう。

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