HAPPY MILLION FILMSの撮って出しエンドロール編集 3つのこだわり

結婚式 前撮り

HAPPY MILLION FILMSの映像作品は、「シンプルにこだわる」というコンセプトを心掛けています。なぜ、シンプルにこだわるのかといえば、それはシンプルこそ普遍的なものであると信じているからです。

私はよく映像作品を料理に例えることがあります。映像とは「食材」であり、編集は「調理」であると、私は考えます。良い食材を使う時、本物の料理人は食材本来の味を生かすことを考えます。映像作品もこれと一緒で、撮影した映像本来の雰囲気や空気感を抜粋して、1つのストーリーにすることが、本来のウェディングムービーの醍醐味だと考えています。今回は、そんな我々、HAPPY MILLION FILMSの映像編集についてのこだわりを3つ、ご紹介します。

前撮り

1、スローは印象的なシーンに使用する

効果的にスローを使用すると、印象的な感じがでます。ちょっとした笑顔や感動の涙のシーンなど普通の映像も、そのままだとあまりインパクトに残らず、使えない素材でも、スローという調味料を多く使うことで、感動を与える映像に変わるのです。
HAPPY MILLION FILMSもスローを、印象的なシーンに使用することはあります。ただ、スローを取り入れた編集方法を多く使うと、印象的に伝えたいシーンがあっても、伝わらない可能性はあります。また、編集する側からすればとても楽な場合はあります。自分が思い描くストーリーに沿った映像が撮れていなくても、スローでごまかせば「なんとなく完成度の高そう」な映像作品を作ることは、可能です。逆にスローを使わないと、編集が難しい場合があります。撮影の段階から、ある程度の構成を頭の中に描き、それに沿った映像を収めなければならず、編集でごまかすようなことはできません。しかし、スローを使用しない編集だと、現実的な映像が繋がるので、後に見返した時にその時の雰囲気をダイレクトに感じることができます。
私は、スロー編集という技術を否定しているのではなく、ウェディングムービにおいて、一番大切なことは「映像作品としての完成度」よりも「想い出をいつまでも色褪せさせない映像作品」であることが、一番大切だと考えています。その為、スローを使う時は、印象的なシーンだけ。それ以外はなるべく、その時のリアルな雰囲気を思い出してもらうため、その点に注意して編集するよう、心がけています。

家族動画

2、出来る限り演出はしない

HAPPY MILLION FILMSが撮影しているのは、バラエティーでもドラマでもありません。敢えてジャンルを分けるとすれば、ドキュメンタリーになります。当日の新郎新婦の様子や緊張した表情、ご親族の嬉しくもあり、寂しくもある感情、ゲストの方々の涙や笑顔、これらは「内から出る感情」だからこそ、見ている我々もグッと感じるのではないでしょうか。
演出をいれて良い作品にするのは、プロが集まったドラマやバラエティーで行うべきことです。ウェディングムービーというドキュメンタリーにおいて、演出をしてしまうことは、不自然な表情や言葉の抑揚が出てしまい、本来の感動が薄れてしまう可能性があります。
HAPPY MILLION FILMSでは、その場にいる全ての人の「自然な表情」を映像として収め、その映像を使用した編集を行うことで、リアルであり、ドラマチックな映像作品を作るように心がけています。

撮って出し

3、色

HAPPY MILLION FILMSが一眼レフでの映像撮影にこだわるのは、「光」「構図」「ボケ味」「色」の4点をしっかり表現したいためです。しかし、普通のビデオカメラでは表現できない良い面もありますが、撮影方法も決して簡単ではありません。一瞬の表情、感動を収めるためには、事前に光の具合、全体の構図を頭に入れて、それぞれの撮影ポイントを考えておく必要があります。
そのようにして、一眼レフで撮影された映像をモノクロや彩度を落として編集する方法(時には効果的な場合もありますが)は、一眼レフで撮影された折角の映像美が、表現出来ません。
HAPPY MILLION FILMSでは、新郎新婦やご家族、ゲストの方々にとって、その時最高の瞬間を映像に収めるために、我々も多くの準備をして撮影に挑みます。なぜそこまでするのか、なぜ普通のビデオカメラではないのか、と問われることがあります。その答えは簡単です。一眼レフの映像の方が「シンプルな表現をできるから」です。撮影した映像美をより綺麗に見せるために、色々手を加えることは、進んで行いますが、明らかに、撮影した色を破棄した編集方法は基本行いません。色をそこまで変えるぐらいなら、普通のビデオカメラで撮影した方がマシだと思っています。

前撮り

HAPPY MILLION FILMSはその一瞬の感動を残します

我々が一眼レフでの撮影にこだわる理由と、編集にこの制約を課しているのには、理由があります。それは、「その一瞬の感動」を残すというのが一番大きな理由になります。
HAPPY MILLION FILMSが一番大切にしているのは、新郎新婦が、結婚式という人生においての大きな節目を、いつまでも色褪せることなく記憶しておいてほしいということです。5分程度の短い映像ですが、1つ1つのシーンの笑顔や感動を見ることで、「これ、余興の時だ」「この時はこんなだったんだよね」と、いつまでも語り会えるきっかけとなってほしい、そう願っています。その為には、その瞬間の映像に手を加えることのない映像であるべきだと思っていますし、それがいつまでも色褪せない、真実の記憶という想いでこのようなこだわりを貫きたいと考えています。

カメラマン

エンドロール編集のこだわりのまとめ

HAPPY MILLION FILMSの映像撮影、編集の3つのこだわりをご紹介しました。撮って出しエンドロールムービーは、たった5分程度の映像作品なのにも関わらず150,000円前後の金額がかかります。正直、高いと思われる方も多いことでしょう。しかし、だからこそ一生の思い出に残る作品を納めなければいけない、我々はそう思っています。その為に、リアルな新郎新婦の当日の緊張感、ご家族の感情、ゲストの方々の表情、内から湧き出てくるものを、その瞬間を逃さずに撮影し、一番良い表情を切り取って編集します。これが、我々HAPPY MILLION FILMSのこだわりであり、譲れない部分です。我々が作り出すのは、新郎新婦の歩んできた道のり、そしてこれからの始まる明るい未来へのスタートだと思っています。ムービを見て、大いに笑い、泣き、感動してほしい、そんな想いを持って、ウェディングムービーの撮影をしています。新郎新婦にとって、かけがえのない、ショートストーリーです。これから結婚式を迎える方で、思い出に残るムービー撮影をしたいという方は、ぜひお問い合わせください。

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